久米寺の紫陽花

久米寺(くめでら)
奈良県橿原(かしはら)市久米町にある真言宗御室(おむろ)派の別格本山。仁和寺(にんなじ)別院。霊禅山(れいぜんざん)東塔院と号する。久米部の氏寺ともいわれる。本尊は薬師如来(やくしにょらい)。聖徳太子の弟が眼病を患ったとき、ここで薬師如来に祈ったところ、満願の暁、二十五菩薩(ぼさつ)とともに薬師如来が降臨、たちまち眼病が治ったので、自ら来目(くめ)の皇子と称し、寺をつくったのに始まると伝える。あるいは、吉野で修行して神通(じんずう)力を得た久米仙人が創建、百数十年間住し、東大寺建立の際に諸国の大木や大石を仙術で運んだともいう。さらに、インドから中国へ密教を伝えた善無畏(ぜんむい)三蔵が住して、多宝塔を建立し、仏舎利と『大日経』を納めたという。空海は『大日経』の研究のため入唐(にっとう)し、帰国後ここで講讃(こうさん)したので真言宗発祥の聖地とされる。多宝塔は国の重要文化財。1月8日に初薬師、5月3日に二十五菩薩練供養大会式(ねりくようだいえしき)が行われる。寺の南方に益田岩船(ますだいわふね)という巨石がある。
[ 執筆者:田村晃祐 ]Yahoo!百科事典より
 
紫陽花
[学名:Hydrangea macrophylla (thumb) Ser. var. macrophylla]
ユキノシタ科の落葉低木。高さ1〜1.5メートルの株立ちになり、若枝は緑色で太い。葉は対生し、広楕円(こうだえん)形または倒卵形で長さ8〜15センチメートル、先はとがり、縁に三角状の鋭い鋸歯(きょし)がある。葉質はやや厚く、滑らかでつやがある。6〜7月ごろ枝先に球状で大形の集散花序に淡青紫色の中性花(装飾花)からなる花を多数つける。4〜5個ある萼片(がくへん)が大形の花弁状にみえ、縁に鋸歯が出ることもあり、花弁は小さい。雄しべと雌しべは退化して小さく、果実ができない。ガクアジサイを母種として日本で生まれた園芸品種で奈良時代からあったといわれる。名は青い花がかたまって咲くようすから名づけられた。広く公園や庭園に植えられ、名所が各地にある。Yahoo!百科事典より
 
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Updated: 2010/6/13
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